コロナの3代目モデルはPT40/RT40/RT50系で、1964年から1970年に製造され歴代コロナの中でもNO.1と呼ばれる世代です。
当初2代目のコロナは4ドアセダンのみの設定で、1500ccで70馬力の2Rエンジン搭載車がRT40。1200ccで55馬力の2Pエンジン搭載車がRT40とな、双方共にOHV方式のエンジンとなっています。
その後1965年7月には2ドアハードトップの、RT50が追加されています。この世代のコロナはアローラインコロナや、バリカンコロナと呼ばれています。
デザインはフロントをスラントさせて高速道路での空力を考えたデザインとなり、140kmの最高速をコンスタントにたたき出しています。
今のトヨタを初めとした自動車にとっては何のことはないスピードですが、当時はこの速度を大衆車がたたき出すことに重要な意味を感じていたのです。
それを物語るように、3世代目のコロナは売れに売れました。BC戦争といわれるブルーバードとのライバル販売合戦にも勝利し、コロナはトヨタの代表的な車種になったのです。
しかもこのコロナを手がけたスタッフは2000GTにも着手し、あのデザインはコロナを手がけた自信から生まれたものでもあったのです。
また名神高速道路の開通にあわせるように、コロナは2ヶ月間で276往復して10万kmを達成。しかもその状態でもエンジンは良好で、初代2代目と続いた耐久性の無さを払拭しています。
この時代のコロナはトヨタにとってもやっと成功したモデルでもあり、力が注がれています。約6年と言う長い歳月が開発に注がれたこと、それは基本設計が良く出来ていたからに他なりません。
特に2ドアハードトップには1600GTグレードが誕生し、搭載された9RエンジンはDOHC方式を採用しています。
そしてこの世代には後にトヨタの4ドアハードトップとして時代を築く、コロナマークⅡが誕生しているのです。
まさにコロナの歴史、いやトヨタの歴史を語る上でもPT40/RT40/RT50系コロナは、決して忘れる事の出来ない車と言えるでしょう。
コロナはトヨタの大衆車として、カローラとクラウンの中間に位置する自動車です。マークⅡ、エクシブといったコロナ派生車種もあります。またグループAでは初年度に抜群の強さを見せ、ポテンシャルの高さを見せ付けています。現在はプレミオが後継車種となり、コロナの名はトヨタのラインナップからは消えています。
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