エスティマ2代目(ACR/MCR)

トヨタエスティマの2代目モデルはACR型/MCR型で、2000年にデビューを果たします。初代のTCR型がミッドシップだったのに対して、FFの一般的なレイアウトに変更されています。

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搭載されたエンジンは、ACR型が2.4L直列4気筒DOHCでVVT-iの2AZ-FE型。MCR型が、3.0LV型6気筒DOHCでVVT-iの1MZ-FE型です。

エクステリアは初代エスティマを引き継ぐような進化でしたが、フロントエンジンになり特徴的なミッドシップレイアウトからは一変しています。

これはTCR型のエスティマが床下エンジンの為、エンジンの遮音に対して限界があったこと、大きな排気量のエンジンが搭載できなかったこと等が上げられます。

また後にアルファードが登場し、トヨタの高級ミニバンはグランドハイエースとクランビアからアルファードに統一。すべてにおいてFFが基調となる時代で、最初の高級ミニバンが2代目エスティマでもあったのです。

またトヨタモデリスタインターナショナルでは、エスティマ・モバイルオフィスを発売。AV機器や冷蔵庫に木目調カウンターなどを装備し、企業用に販売されていました。

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この2代目のACR/MCRはFFレイアウトになったため、TCRでは最後まで払拭できなかったエンジンノイズを大幅に軽減しています。

これによってエスティマの高級感がさらにアップし、3代目に移行してからも高い評価を得ているようです。

またトヨタはプリウスからはじまったハイブリッドを、この2代目のエスティマにも用意します。このモデルの特徴は、エンジンで前輪、後輪をモーターで駆動する四輪駆動方式を実現したことです。

トヨタはこのシステムをE-Fourと名付けており、新しい形のハイブリッドシステムとして構築しています。もっとも2列目と3列目のウォークスルーができないなど、ハイブリッド用のバッテリーがインテリアを制限することになっています。

またハイブリッドにしては燃費が思ったほどのびないといったユーザーも多く、マイナーチェンジでも思ったほどの改善はありませんでした。

トヨタはそれに対する答えを3代目エスティマのハイブリッドでは出していますが、2代目エスティマハイブリッドのオーナーにはちょっと残念な結果かもしれませんね。

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