エスティマルシーダとエスティマエミーナ



エスティマの初代型(TCR)には、子エスティマと呼ばれる、ルシーダとエミーナが存在します。子エスティマの誕生には、トヨタのライバルメーカーへの対応があったからのようです。

エスティマTRC型がトヨタから発売されていた当時の1991年6月に、ライバルの日産はバネットセレナを発売しています。

エスティマが3ナンバーの大柄なボディを誇ったのに対して、小型車枠の5ナンバーサイズで発売された、バネットセレナは販売が好調でした。

当時の市場は3ナンバー枠の車に対して「大きすぎる」といった声が高く、5ナンバー枠の自動車のほうが圧倒的に販売台数が多かったのです。

トヨタはこれに対してエスティマの小型版として、1992年1月にトヨタ店の販売分のエスティマエミーナ(Estima・Emina)と、カローラ店販売分のエスティマルシーダ(Estima・Lucida)を発表しました。

エミーナとルシーダは、一般に子エスティマとも呼ばれています。親エスティマの前後のバンパーを変更し車幅を短縮した結果、5ナンバーサイズの小型車枠に収まっています。


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