クラウン初代型(RS型-S30系)

クラウンの初代はRS型からS30系と呼ばれ、製造年は1955年からはじまり1962年まで続きました。。

最初のクラウンはトヨタの高級車として1955年1月に登場しています。他のメーカーが海外メーカーとの提携により乗用車作りの手法を学んでいた当時、トヨタは純国産で高級乗用車であるクラウンを作り上げたのです。

初代のクラウンは、観音開きのサイドドアが外観上の最大の特徴。販売後まもなく真空管式カーラジオや、ヒーターなどを装備します。

当時の高級車の概念を具体化したトヨペット・クラウン・デラックスを登場させ、クラウンは初代RS型からトヨタの代表的な高級車として作り上げられています。

初代クラウンのエンジンは、1953年に先行登場したトヨペット・スーパーから流用された48psのR型1500ccが搭載されています。フロントサスペンションは、国産車初となる前輪独立懸架方式を採用。

クラウンは当初から純自家用として設計されていました。またトラック用のシャシーを用いたトヨペット・マスターも同時発売れ、クラウンの兄弟車としてのポジションを築いています。

トヨタはクラウンをデビューさせてから約1年後の1957年には、「ロンドン-東京五万キロドライブ」という、当時としては壮大な計画を実施しました。

この試みによってクラウンの耐久性が実証されて、「ロンドンからトヨペットで」と国産車の耐久性を証明したことを、大きくアピールしています。

初代クラウンRS型は1958年10月のマイナーチェンジ。このときのモデルから、オーバードライブが採用されています。また1959年10月には、ディーゼルエンジン搭載車が追加されます。

1960年10月のマイナーチェンジでは、小型車規格の拡大を受けて、デラックスに排気量1900ccの3R型エンジンを搭載したグレードも用意しています。

また初代型クラウンは、同時に国産乗用車初となるAT「トヨグライド」を搭載し、国産初となるAT車を世に送り出すこととなりました。

1961年4月にはスタンダードにも1900ccモデルが追加され、クラウンはより高級車路線を確立。しかしながら1957年より始めた対米輸出は、評判は芳しくなくわずか数年で中止されています。

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