セルシオ初代(10系) -2



セルシオの最廉価になるA仕様は、一般のオーナードライバー向けに作られていました。しかし実際に売れているのは、トヨタの意向と違いC仕様が一番多いのです。

このC仕様が一番売れる現象は、最終型まで続いています。ちなみにセルシオのA・B・Cという基本グレード構成は統一のアイディンティティとして最終型まで受け継がれています。

またセルシオは車体そのものや、車体に貼られるエンブレムからはグレードの違いは判別できません。このあたりは他のトヨタ車と違い、特別なクルマとして作られていることを意味しているようです。

初代セルシオとなる10系は、1992年には小変更が行われました。15インチだったアルミホイールが、16インチのブレーキローターとともに採用され、外観のアップと安全性が向上。

他には時代の流れに即して、助手席エアバッグが採用されています。最近のクルマでは当たり前の装備ですが当時はセルシオクラスでやっと採用されるものだったのです。

またエレクトロニクスの採用が行なわれた時代背景から、GPS対応のエレクトロマルチビジョンも設定されています。

初代セルシオのマイナーチェンジは大きくエクステリアデザインを変えることなく、時代にあった装備の充実や安全性の向上を図る事を選んでいたのです。

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