クラウン3代目(S50系) -2



一つの車種にこれだけのグレードを設定すること自体、トヨタがクラウンをあらゆる世代や階層に販売するため、いかに力を入れていたかがうかがい知れます。

特に中高年には抜群の人気を得た事も、販売台数を増やすことに繋がっています。現在でもクラウンの名前がトヨタの高級車として浸透しているのは、まさにこのS50系がオーナーカーとして成功したからと言えます。

また1968年10月には丸型4灯のヘッドランプを採用するセダンに対して、角型4灯ランプの2ドアハードトップも誕生します。

現在でもベンツやBMWではセダンと共に2ドアクーペなどが存在しますが、この当時のトヨタには車種が少なかったこともあり、クラウンに2ドアモデルを組み込んでいたのです。

この2ドアモデルはスポーツモデルとして、6代目のS110系クラウンまで存続していました。現在では考えられませんが、クラウンにも2ドアが売れた時代があったのです。

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