カローラレビンの歴史

カローラレビンの歴史は、は1972年3月にTE27型として発売されたことから始まります。兄弟車のスプリンタートレノとともに、トヨタのライトウェイトスポーツカーとして世に送り出されたのです。

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クーペの「SL」や「SR」に対して、レビンはよりスポーティなホットモデルとして誕生しています。

まさに時代がスポーツカーへの憧れを持ち出した頃でもあり、セリカよりもより大衆的な車種として、トヨタが世に送り出したのです。

カローラレビンはスプリンタートレノと共に、それぞれボディ形状に差をつけながら進化していきます。

レビンはトレノに比べると保守的なデザインが多く、カローラ店の販売力もありトレノよりも販売台数は多かったようです。

また度重なる排ガス規制の中でも、トヨタはレビンにDOHCエンジンを与え続けています。そして廉価版として、SOHCエンジンのグレードも登場させています。

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カローラレビンは2ドアのモデルとハッチゲートを持つ3ドアモデルが、歴史の中で混在しています。一口にレビンといっても、さまざまな世代とボディやエンジンが存在するのです。

その歴史の中でも一番人気があり、最後のFRとなったAE86型はレビンのファンには忘れられない自動車でしょう。

チューニングベースとしても人気になり、同クラスのシビックやCR-X等がFFであるのに対して、ナチュラルなハンドリングのFR車。

まさにレビンの歴史を語る上で、AE86型は欠かせない存在です。その後はカローラセダンにあわせて、FFへの道を歩みます。

それでもスーパーストラットサスペンションなど、走りの性能は衰えることなく、エンジンもスーパーチャージャーを搭載するなど進化を重ねていきます。

現在ではスポーツカー市場の冷え込みから、レビンの存在はありません。スポーツカーの入門車種として、復活を望むトヨタファンも多いはずであることを付け加えておきます。

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