ソアラ初代(Z10系)



ソアラの初代Z10系は、セリカXXとプラットフォームを共用するスポーツクーペとして、1981年に登場しています。

初代ソアラの開発で忘れてはいけないのは、白洲次郎氏のアドバイスと言われいます。この事実はソアラ開発責任者である岡田氏が、後に公式の見解として認めています。

1980年に開催された大阪国際モーターショーでは、モデル名EX-8として参考出品されていました。かなり好評を獲ていたショーモデルで、トヨタはほぼ同じデザインで、ソアラとして発表したのです。

1983年9月にはクラウンがフルモデルチェンジされて、2ドアハードトップがなくなりました。それによりトヨタのラインナップが整理され、ソアラはクラウンに換わる2ドアクーペの最上級車種になったのです。

ソアラ10系が発売された時のキャッチコピーは「未体験ゾーンへ」。まさにそれまでの国産車を凌ぐような、スタイルを持ち、装備や走行性能も優れた能力を発揮しています。

特に内装の装備面では、マイコン式オートエアコンを採用。80年代当初としては、最先端のカーエレクトロニクスを取り入れています。

その中でも10系ソアラで話題になったのは、「エレクトロニック・ディスプレイメーター」でしょう。

デジタル表示のスピードメーターと、発光ダイオードによるグラフィック表示のタコメーターは、とても斬新なものでした。またソアラは第2回目の日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞しています。

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