セリカ2代目(TA40/RA40系-TA50/RA50系) -2



そのときのキャッチコピーは、「名ばかりのGT達は、道をあける。」。セリカにはDOHCが搭載されていることを、強くアピールしています。

これに対して日産は、1980年にはスカイラインにターボモデルを設定。トヨタセリカに対して、「今、スカイラインを追うものは誰か」のキャッチコピーで応酬しています。

1980年1月にはフロアパンを共有するカリーナの兄弟車として、4ドアセダンのセリカカムリが発表されます。セリカの名前を持つ、スポーツセダンが登場するのです。

1980年8月にはGT系モデルのリアサスペンションが、4リンクコイルリジッド式からセミトレーリングアーム式に変更。これはセリカダブルエックスと同じ手法です。

しかしこのサスペンションは熟成されたセッティングではなかったようで、トラクションの係りが良くない、テールスライドでドリフトさせたときのコントロール性に乏しいといわれています。

この世代からセリカはWRCのGroup 4に参戦しています。1978年の1000湖ラリーがデビュー戦で、最高出力230psを誇る、RA40型を投入しています。

1979年になると、RACラリーにもDOHC4バルブのエンジン使用が許可されます。このルールを受けて、セリカのラリーベース車両はRA63型に移行しています。

そして約3年後の1981年には、アイボリーコーストラリーで、最高位となる準優勝を飾っています。

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