ハイラックスサーフ初代(N60系)
ハイラックスサーフの初代はN60系で、国内では1984年の5月に登場しています。先行したアメリカでは、4Runner(フォー・ランナー)の車名が用いられています。
ハイラックスサーフの初代N60系は、ベースとなったのはアメリカで人気があるピックアップトラックのハイラックス。
国内でもハイラックストラックは、ピックアップファンの間では親しまれていますが、決して需要のおおい分野ではありません。
トヨタは4Runner(フォー・ランナー)の作成に当たり、アメリカのウィネベーゴインダストリーに設計、架装、販売を託しています。
ハイラックストラックにFRPのシェルを架装したのが、N60系ハイラックスサーフだったのです。
見た目はいかにもRVというか、生粋のオフローダーを感じさせるデザイン。アウトドア派には人気になったのですが、いかんせんベースはピックアップトラック。
見た目は乗用車的なハイラックスサーフでしたが、乗り心地は決してよいものではありませんでした。
トヨタとしては北米での需要を考えつつ、国内ではある程度のリスクを背負っての販売だったはず。それゆえ当初は4ナンバーのライトバン登録のみだったのです。
デビューから2年経った1986年には、昭和53年排ガス規制をクリアした、EFIと組み合わせた3Y-E型の2000ccガソリンエンジンを積む、ワゴンが追加で販売されます。
ワゴンにはATが設定されるなど、ハイラックスサーフ60系が商用車需要のみでなく、乗用車的な利用をしたいユーザーにも受け入れ始められたということなのでしょう。
四輪駆動のトラックベースのRV車として、ハイラックスサーフが国内市場を切り開けたことは、トヨタ以外のメーカーにも明るい話題。
その後日産のテラノがハイラックスサーフのライバルとなりますが、若い世代を中心として四駆ブームのきっかけとなるのです。
4WDはオフロードだけではなく、スキーなどのレジャーを楽しむ人に広がりますが。その引き金になったのは、N60系のハイラックスサーフと言えるのかもしれませんね。
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