トヨタのエコカー適合車種
トヨタのエコカー適合車種で目を引くのは、やはりハイブリッドカーの存在です。
エコカーの減税は、100%、75%、50%の減税率があり、ハイブリッドカーは100%です。
トヨタの車種だと、プリウス、ハリアー、エスティマ、クラウンが対象となります。
エコカーの減税率が100%ということは、言葉を言い換えれば免税と同じ意味だと思います。
日産にはクリーンディーゼルのエクストレイルがありますが、国内の主流となるのはガソリンエンジン車。
ヨーロッパではトヨタにもディーゼル車種がありますが、燃料の問題や交通環境を考えると普及しづらいもの。
トヨタは北米と日本では、エコカーとしてハイブリッド車を押しているということなのでしょう。
たしかに市街地ではストップアンドゴーが多く、都市型の生活にハイブリッドは最適です。
原則時にバッテリーに電源が供給され、止まるエネルギーでモーター用のバッテリーが充電できるからです。
さてそれ以外の車種においても、トヨタはガソリンエンジンの燃費向上に努めています。
エコカーはCo2とNoxを削減する為、環境に優しい低燃費であることが絶対条件です。
例えばiQのような小型車がエコカー適合するのは当然として、アルファード、ヴェルファイア、エスティマも、2.4l版は75%減税の適合車種になっています。
コンパクトから大型ミニバンまで、75%減税のエコカー車種に適合させるあたりは、さすがトヨタ自動車。
そのなかでイスト、カローラアクシオが適合車でないのは意外な感じです。
トヨタ自動車にしても、エコカー減税適合車種にはバラつきが出てしまったようです。
もっとも今回のエコカーの購入促進で目玉になるのは、古い車を乗り換えるひとへの補助金。
エコカー減税がなくても、25万円は魅力的です。
エコカー減税・免税を受けて新車購入をするなら、やはり車種が豊富なトヨタがお買い得のように思えます。
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